厚別おじさんは赤平まで行きます。
赤平。
かつて東洋一と言われた「住友赤平炭鉱」で栄えた北海道中部、空知地方の町です。
北海道の炭鉱は日本の戦後の経済成長を支えた重要な産業であり、この赤平も炭鉱で栄え1960年ごろの最盛期には6万人近い人口がいたそうですが、その後世界中で石油の採掘が進んだことで石炭は需要は急速に落ち込み、まさに炭鉱が中心の産業だった赤平も同様に衰退して行くことになります。
そして今や人口9000人ほど。
2007年に財政破綻して話題となった夕張市も、赤平と同じくかつて炭鉱で栄えた空知地方の町ですが、この町に来ると北海道の地方都市の厳しい現実を見させられるようで、なかなか複雑な思いになります。
そんな赤平ですが、最近では駅前に小さなライブハウス(OTO-1hall(オトイチホール) (@OTO125366891) | Twitter)が出来たり、お洒落なカフェや観光客向けのゲストハウスがオープンしたり、ちょっと様子が変わりつつあるようです。
今回厚別おじさんは、娘と二人で空知地方を気ままにドライブ。
赤平でスイーツでもゲットしようと、赤平駅前の「日高屋製菓」に行ってきました。
暖かくなってきましたが、道路脇にはまだまだ雪が残っていますね。
さすが豪雪地帯。
では中に入ってみましょう。
ショーケースに様々なケーキが並んでいますね。どれも美味しそう。
しかし今回は厚別おじさん、お土産も兼用したかったので日持ちしそうなお菓子をチョイス。
赤平には「ズリ山」と言われる山があるのですが、おそらく「ボタヤマ」も同じく炭鉱によくある捨石の集積場のことでしょう。さすがご当地って感じの名前ですな。
ではいただいてみましょう。
ぼたやま、などと言うお洒落さゼロのネーミングではありますが、フワフワの記事にあんずジャムが挟まれており、なかなか旨いです。
厚別おじさんの娘も大満足。
口の中の水分が相当持っていかれますので、是非お茶を用意しましょうね。
ジャムは甘さ控えめですがあんずの香りは爽やかで、何個も食べられちゃいますなあ。水分補給しながら。
そんなわけで厚別おじさんの主観による5段階評価はこちら。
旨さ ★★★☆☆ ・・・シンプルなお菓子です
ヘルシーさ ★★☆☆☆ ・・・よくわからん!
コスパ ★★★☆☆ ・・・お手ごろ価格
北海道度 ★★★☆☆ ・・・マニアック北海道
ではまた。
赤平の魅力をもっと紹介したいんだ!!(*^◯^*)!!