今回は厚別区のお隣、白石区にある「北海道ノーモアヒバクシャ会館」をご紹介します。
グルメ記事ではありませんので悪しからず。
今から76年前の夏、広島・長崎に原子爆弾が落とされました。
北海道は爆心地から最も遠い地域の一つですが、やはり同じ日本人として、あの夏に何が起きたのか、その後どんな困難が待ち受けたのか、向き合う必要があるのではないでしょうか。
ノーモアヒバクシャ会館には当時の事を伝える写真や物品など、貴重な資料があります。
北海道にお住まいの方は、ぜひ一度訪問することを強くおすすめします。
では、まず公式HPをチェック。
場所はこちら。
とにかくこのブログをご覧の方には訪問して頂きたいのですが、なにしろこのノーモアヒバクシャ会館に行くには2つのハードルがあります。
それがこちら。
①場所がめちゃくちゃわかりにくい!
②開館時間が基本平日でめちゃくちゃ短い!
まず①について、白石区を通る平和通りから少し入った住宅地にあるのですが、JRの路線沿いかつ、道央自動車道が横切っているため、このエリアに入る道が非常に少ないので意識しないと存在に気付きにくいです。
また、駐車場がありませんので車で行く人はご注意。訪問する前に電話して確認すると良さそうです。
もしJRで行くのであれば、平和駅から連絡通路で反対側に渡ればアクセスは良いですね。
②についてですが、開館時間は10:00から14:00となんと4時間のみ。さらに毎週土日は定休・・・。
え、平日仕事してたら行くの無理じゃん。
と思いましたね、分かります。
ご安心ください。
7月から10月であれば日曜日開館しております。
ですので今8月ですから、10月までに行けばOKですね。
早く行きましょう!!
原爆ドームを模したオブジェがありますね。
こうやって見ると目立つのですが、如何せん道央道側から来ると意外と視認できません。
会館といってもこじんまりとした建物ですね。
1Fは事務室があり、(任意のようですが)受付の記名を済ませ、2Fの展示室にあがります。
パネルが倒れていましたので、直しておきました。
展示室の内部は、ぜひご自身でご覧になってくださいね。
一応雰囲気的にはこんな感じ。
まあ、規模としては広島にある「広島平和記念資料館」の超ミニチュア版といった感じです。
ただ北海道で原爆の資料を実際に見られる場所はここにしか無いのではないでしょうか。
展示されている、当時の記録を撮影した写真や絵、原爆症の写真などの生々しい資料は被爆者の悲痛な叫びが聞こえてくるようで、胸に迫るものがあります。
原爆投下から76年も経ち、当時の事を知る人も少なくなってきています。
厚別おじさんは小学生の娘を連れて行ったのですが、こういった展示や資料を目にすることもこれからどんどん少なくなって行く可能性があります。
もう2度とこの世にヒバクシャを出さないためにも、私たちも知るべきですし、子供の世代にも知らせていく必要があります。
ぜひ北海道のお住まいの方は「北海道ノーモアヒバクシャ会館」に足を運んで見てください。
関連書籍も出版されています。
厚別おじさんも思わずポチっちゃいました。
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ではまた。